小児における使用ポイント

抗真菌薬(こうしんきんやく、英: antifungal drug)は、真菌の生育を阻害する医薬品である。真菌症の治療や、農薬として用いられる。細胞膜であるエルゴステロールを阻害するポリエン系抗生物質(ポリエンマクロライド系)のほか、ラノステロールからエルゴステロールの生合成を阻害するアゾール系薬剤、βDグルカン合成酵素を阻害し細胞壁合成を阻害するキャンディン系薬剤、DNA合成を阻害するピリミジン系薬剤などの化学療法薬を含む。真菌に対して選択毒性を示す薬剤は真正細菌に対して選択毒性を示す薬剤よりも少ない。この理由として真菌は動物と同じく真核生物に属しており、真正細菌と比較すると動物細胞に類似することが挙げられる。(ウィキペディアより)

実は、抗真菌剤 で、 小児用として作 られた薬剤はありません。 外用剤, 全用薬剤と もに、市販されてい る ものは いずれ も成人用としての製剤であ り、たとえば、錠剤 な どは 1錠 中には成人用 と しての薬剤量が含 まれてい る。また とくに小児 に対 して使用が制限される薬剤 もないが、抗真菌剤 は全身状態 の悪化 した患者に使用 され る ことが多いため, 副作用の発現には とくに注意を要します。最近、小児についても情報も増え、国内で小児適応があるかは別として新しい抗真菌薬による治療も盛んでいます。しかし、小児は大人と違います。小児は使用する際に必要の注意点があります。

1.ポ リエン系のアムホ テ リシンBによ る治療 小児では成人より腎毒性を含め副作用が少ない傾向にある。リボソーム製剤はさらに副作用 が少ない。ただし第一選択となる症例は以前より減少しています。
2.キャンディ ン系の ミカファンギン・カスポファンギンによる治療副作用や相互作用が少なく使用しやすいが、小児では成 人 と比較して血中濃度 が 上 が りにく く、高容量 が必要となる こ とが多いです。
3.ア ゾール系のボリコナゾールによるアスペルギルス症を治療できます。近年アペルギルス症の第一選択薬としての認識が広がっている。血中濃度個人差が大きく、成人の投与量では不十分 な場合があることに注意が必要であ り、血中濃度の測 定が有用であ る。
4.アゾール系の フルコナ ゾール、イ トラコナゾールなど予防的投与(超低出生体重児を含む)。アゾール系は相互作用 に注意してください。